太陽の光を浴びるだけで女子力アップ!?誰でも簡単にダイエット体質になる方法
みなさん、こんにちは
これまで、ダイエットに取り組む前の目標宣言と、早寝早起きについて解説してきました。
今回は、
太陽の光を浴びるだけでダイエット体質になる方法と、様々なメリット
を解説していきます。
朝起きて太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされることは説明してきました。
54人のボランティアを対象にした実験において、太陽の光を浴びることによって新陳代謝が高まり脂肪が溜まりにくい体質になるため、ダイエット効果があるということがわかっています。
また、午前中に太陽の光を20~30分浴びている人は、遅い時間に浴びている人とくらべてBMIの数値が低かったという研究結果も発表されています。
これだけでも、なんとなくダイエットに効果がありそうな気もしてきますが、ほかにもたくさんのメリットがあります。
ビタミンDの合成
太陽の光に浴びることによりビタミンDが合成されます。
ビタミンDは腎臓と肝臓の働きを助け、腸においてカルシウムの吸収を促してくれるため、骨も強くなり、血液中のカルシウム濃度もビタミンDが調整してくれます。
食欲や新陳代謝に影響するホルモンにも作用するため、血圧や血糖の上昇を防ぎ過食を抑えられます。
さらに、抗炎症作用やガン抑制作用があることも近年わかっています。
セロトニンの分泌
太陽の光を浴びると、セロトニンという神経伝達物質「幸せホルモン」が分泌され、不安やうつが解消されることにより精神が安定し、過食を抑えてくれます。
満腹中枢も敏感になりますので、食事の量が少なくても満腹感を感じやすくなります。
セロトニンとは
脳内の神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをします。
必須アミノ酸トリプトファンから生合成される脳内の神経伝達物質のひとつです。視床下部や大脳基底核・延髄の縫線核などに高濃度に分布しています。
他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。
セロトニンが低下すると、これら2つのコントロールが不安定になりバランスを崩すことで、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック障害などの精神症状を引き起こすといわれています。
近年、セロトニンの低下の原因に、女性ホルモンの分泌の減少が関係していることが判明し、更年期障害と関わりがあることが知られるようになりました。
自律神経失調症の方はセロトニンの錠剤を服用される方もいるそうですが、
簡単に摂取できるサプリメントもありますね。
メラトニンの分泌
このセロトニンは、メラトニンという「睡眠ホルモン」に変化し、自然な眠りを誘ってくれます。
メラトニンは可視線の刺激によって分泌されますが、昼間はあまり分泌されないことと、体内時計のリセット機能がありませんので、ダイエット効果は激減してしまいます。
メラトニンはほかにも細胞の新陳代謝を促し、疲労回復、老化防止の効果もあります。
メラトニンとは
松果体から分泌されるホルモン。下等動物からヒトまで、季節のリズムや概日リズム(サーカディアンリズム)の調節作用をもつ。
メラトニンは、脳内の松果体において生合成されるホルモンです。
網膜から入った外界の光刺激は、体内時計(生物時計・視交叉上核)を経て松果体に達します。明るい光によってメラトニンの分泌は抑制されるため、日中にはメラトニン分泌が低く、夜間に分泌量が十数倍に増加する明瞭な日内変動が生じます。
ただし昼夜の区別のない環境(窓のない密室内など)でも、体内時計からの神経出力によって昼高夜低の日内変動は続きます。逆に強い照明(1000ルクス、コンビニの店内など)を浴びれば、夜間であってもメラトニン分泌量は低下します。すなわちメラトニンは体内時計と環境光の両方から調節を受けています。
多くの生物でメラトニンは生体リズム調節に重要な役割を果たしています。鳥類での渡りのタイミングや季節性繁殖(メラトニンには性腺萎縮作用があります)などの季節のリズム、睡眠・覚醒リズムやホルモン分泌リズムなどの概日リズム(サーカディアンリズム)の調整作用があります。
メラトニンには催眠作用があるため、欧米では睡眠薬としてドラッグストアなどで販売されており、日本でもインターネットで並行輸入が可能です。しかし、一般的にメラトニンの催眠作用は弱く、寝る前に服用しても寝つきは若干良くなるものの、不眠症の改善効果は乏しいことが分かっています。
香港では、太陽の光を浴びるダイエット方法が流行っており、海辺に女性が並んで太陽に向かって立っている光景がニュースにも取り上げられたりしていましたね。
太陽の光を浴びすぎることは、しわやシミなど心配もあります。
その反面、日焼け止めを塗るとビタミンDが合成されにくくなります。
目安は15分程度、日陰なら30分程度で十分です。
エジンバラ大学(英国)のリチャード ウェラー博士によると、
「日光に当たるメリットは、ビタミンDの生成だけではありません。皮膚が日光(紫外線)にさらされると、血圧を下げる化合物が血流中に放出されることが分かりました。
日光を浴びて血圧を下げることで得られるメリットは、皮膚がんのリスクよりも、はるかに重要です。日光に当たることは、総合的な健康の向上につながることが示唆されています」
と、発表しています!
いかがでしたでしょうか?
太陽の光を浴びることが、ダイエットのほかにも様々な効果があるということが、少しでもご理解いただければ幸いです。
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