コミュニケーション能力を高めるたった3つの方法【高校生編】
思春期真っ盛りの高校生。
恋愛や進路の悩みは尽きないものですが、高校生の悩みランキングで常に上位ランクインする「コミュニケーション能力」。
今どきの言葉では「コミュ力」ってやつですね。
友達と接することや話すことが苦手で、会話の輪に入れない。お弁当を1人で食べている。
このような悩みを抱えている高校生が、なんと男女問わず約4割もいるようです。
今回は、高校生のためにコミュニケーション能力を高める方法をご紹介します。
この記事を読み、少しずつでも取り組み、今より楽しい学生生活を過ごせるように願っています。
コミュニケーション能力を高める方法①:笑顔で挨拶する
挨拶はどのような場においてもコミュニケーションの基本です。
「おはよう」と言ったのに返ってこなかった。「おはよう」と声もかけづらい雰囲気。筆記用具を返してもらうときに無愛想で「ありがとう」と言われる。
これらのことが実はあなたに当てはまっているかもしれません。
機嫌が悪いのかな?怒っているのかな?嫌われているのかな?
このように思われてしまうと、あなたに対して声をかけてくれる友達は間違いなく減ってしまいます。
逆に、笑顔で挨拶する。挨拶を返す。笑顔で「ありがとう」と言う。
想像してもらうだけで分かると思いますが、明らかに印象は変わりますよね。
会社という組織でも同じです。「おはようございます」「お疲れ様です」「ありがとうございます」が言えない人は、残念ながら仕事ができません。断言します。
挨拶をするときは、自然な笑顔で明るく言葉をかけてみましょう。
挨拶のポイント
挨拶のポイントは「言葉が先、動きは後」
相手の目をしっかり見て挨拶することを心がけてください。
明るく、フレンドリーな印象を相手に与えられることでしょう。
親しき仲にも礼儀あり。
挨拶は一瞬の行動ですが、コミュニケーション能力を高めるために間違いなく重要なことです。
おさらい①
自然な笑顔で、明るく相手の目を見て挨拶する
コミュニケーション能力を高める方法②:相手の話をしっかり聞く
コミュニケーションをしようと意識するあまり「積極的に話しかけなければ」と思っていませんか?
よく勘違いしている人も多いようですが、コミュニケーションを高めるために意識するべきことは「話しかける回数」ではなく、「相手の話をしっかり聞く」ということ。
相手の話を聞きながら別のことを考えたり、話の展開を考えて返す言葉を考えたりせずに、とにかく「相手の話を最後までしっかり聞くこと」が大事になります。
相手の話に興味をもち、自分のことを考えるのを止めましょう。
人は本能的に「認められたい」という承認欲求があります。相手の話をしっかり最後まで聞くことにより、相手の承認欲求を満たすことがでくるわけです。相手からすると、一生懸命に話を聞いてもらえるのは気持ちよく、またあなたに話しかけたいという欲が出てくるため、自然と相手からコミュニケーションをとってくれるようになります。
話を聞くポイント
話を聞くときのポイントは「前のめり」
いかにも相手の話にとても興味があるように、相手の目を見て、適度な相槌を忘れずに最後まで話をしっかり聞きましょう。
相手の話が終わったあとに、無理して上手に何か意見を言わなくても大丈夫です。
意見を求められても、なるべくその話に対して否定的なことは言わないように。
否定的なことや反対意見を言われると、承認欲求は下がるどころかなくなってしまうかもしれません。
肯定することを言うなかに、否定や反対ではなく違った視点から考えると、こういう考えもありじゃない!?という柔らかいタッチで意見してみましょう。
おさらい②
相手の目を見て、前のめりに最後まで話をしっかりと聞く。
コミュニケーション能力を高める方法③:結論から話をする
コミュニケーション能力の高い人の話し方の特長として、結論から話をしている特長があります。
むやみに話始めて、早く結論を話したいあまり、中身をしっかりと伝えられず「オチ」の反応がイマイチだった経験はありませんか?
話をしているうちに何が言いたいのか分からなくなったり、オチまでの話が長くなると相手は疲れてしまい途中で話に興味がなくなってしまいます。
例えば、
あなた「朝コケておしりをついたらちょうど鳥のフンをおしりで踏んでしまったんだけど~!」
相手「え~~~!さいあく~!笑。てか、なんでコケたの!?笑」
あなた「昨日の夜、ドラマの録画観てたら〇〇がカッコよすぎて2回も観ちゃってさ~、それで朝起きるの遅くなっちゃって~、トーストも壊れててさいあく~って思ってさ~それでドタバタして家出たから走って行ったんだよ~。そしたらいつも気を付けてた段差につまづいちゃってさ~笑」
この会話、あなたは昨日の夜にドラマを2回観たことから話始めていませんか?
あなたが伝えたいことは鳥のフンをおしりで踏んだことですが、もしかすると、相手はドラマの内容や俳優のことで話をさえぎってしまうかもしれません。
このように結論から話をすると、相手にも聞き入れてやすくなることと、会話の頭が盛り上がることにより、コミュニケーションをスムーズにとることができます。
あなた「昨日の夜、ドラマの録画観てたら〇〇がカッコよすぎて2回も観ちゃってさ~、」
相手「あー!わたしも観た~!〇〇ちょ~カッコイイよね~!あのシーンさ~・・・」
あなた「・・・」
相手も何かをやろうとしていて時間がないときもあるでしょうから、結論から話をすることはとても重要になります。
話をするときのポイント
「結論から話をする」
コミュニケーションが苦手な人は、焦って結論までを端的に話そうとしてしまいます。
会話の盛り上がりが少なくなるばかりか、この人の話はおもしろくない。と思われないためにも、結論から話をするクセをつけるようにしましょう。
おさらい③
話をするときは結論から。なるべく簡潔に。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シンプルな方法ですが、社会人でもできていない人が大勢いるのが事実です。
これから大学へ進学すると、今より旧友が少ない中で一からコミュニティを作らないといけません。ましてや社会人にもなると、社内のコミュニケーションはもちろん、社外の取引先やお客様など、想像もできない人と関わっていくことになります。
楽しい学生生活を送るためにも、将来のためにも。
明日から少しずつ取り組んでみましょう!
女子力を高めるためにも、10代のうちにコミュニケーション力を高めましょう。
まずは基本の挨拶から。
笑顔で明るく
「おはよう!」