舌をピンク色にする方法!口臭の原因・予防もできて女子力up
今すぐ実践!綺麗なピンク色の舌を手に入れる方法!
誰もが気にした事のある舌の白さ。特に女性は気にしますよね。 女優やモデルの人たちは、何故あれほど綺麗なピンク色の舌をしているのか。
私もしっかりケアしてきたつもりですが、最近になってあまり白い汚れが取れなくなってきました。それで気になって仕方なかったので、色々と調べてみた結果、歯ブラシで舌をゴシゴシ磨いては絶対ダメ!毎日ケアしないとダメ!という事実を発見いたしましたので、ご紹介していきたいと思います。
- 今すぐ実践!綺麗なピンク色の舌を手に入れる方法!
舌が白くなる原因とは?
まずはじめに、白い正体は舌苔(ぜったい)というものになります。
舌苔とは?
舌の表面や舌乳頭(ぜつにゅうとう)(表面の小さい突起)に付着した汚れや、食べカスなどのかたまりで、多くのたんぱく質を含んでいます。
口腔内の細菌を知ろう
口の中には約300~700種類の細菌が存在しています。
きちんと歯磨きをしている人の口腔内細菌数は、約2000億個
あまり歯磨きをしていない人の口腔内細菌数は、約5000億個
ほとんど歯磨きをしていない人の口腔内細菌数は、なんと約1兆個!
気になったのは、 きちんと歯磨きしている人でも、約2000億個の細菌が口の中にいるということ。2000個じゃないですよ、2000億個ですよ・・・
これが事実であり、肛門より細菌が多いという事実。
歯磨きをした後でも、約1000億個の細菌がいるそうです。
調べていて、衝撃を受けてしまいましたね。 歯磨きをした後でも1000億個って・・・
それでも解決策はある!まずは原因を知ろう!
それでは、なぜこの舌苔が増え舌が白くなるのか。 原因は人それぞれなので、なるべく多くの原因を調べて載せています。
私には関係ない!と思うところもあるかもしれませんが、 実は、これが原因でした!
という可能性もありますので、一つ一つ読んで見てくださいね。
ストレス
自律神経に作用し、唾液の分泌量が少なくなる
唾液の分泌量が少なくなると、口の中が乾燥し食べ物や汚れが付着しやすくなります。また、唾液には抗菌作用が含まれていますので、菌の繁殖を抑制することができなくなり、舌苔が増えてしまう原因となります。
口呼吸
口呼吸によって、口腔内が乾燥して細菌が増殖する
寝ている間、口呼吸になっていませんか?自分では気づきにくいことですが、朝起きて口、喉が乾いている感じがするのであれば、鼻呼吸ができていないかもしれません。寝ている間はもちろん水分補給ができない上、口呼吸をしていると先程のように口腔内が乾燥、唾液の量が少なくなるため、菌が繁殖し舌苔が増えてしまいます。
いびき
睡眠時無呼吸症候群=呼吸が極端に浅く口腔内の乾燥になる
こちらも口呼吸と同様ですが、意外といびきをしている女性は多くいます。とはいえ、日常の疲労やストレスなどによって、普段はいびきをかかない人もいます。しかし毎日いびきをかく人の場合は要注意です。
歯ブラシで磨く
強く磨くことにより、粘膜が損傷している
正常な舌の色は、全体的にピンク色の舌の上に、うっすらとした白色が見えている状態ですが、これも落とそうとして、ゴシゴシ強く磨いてしまうと舌の粘膜を損傷させることになります。損傷した粘膜に細菌がくっつき舌苔も増えます。舌乳頭は損傷しても再生しますが、再生したときには前より長くなります。そうすると前より舌乳頭に隙間ができるため、これまた細菌が溜まりやすくなる原因です。また、歯ブラシで磨くことで味覚を感じ取る味蕾(みらい )という器官を傷つけてしまうと、正常な味覚が損なわれてしまいます。
オーラルケア(歯磨き)不足
しっかりとした歯磨きでも、全体の約50%しか歯垢は取り除けていない
しっかり歯磨きをしても、歯磨き直後は約1000億個細菌が潜んでいると説明しましたが、歯垢も細菌の塊であり、丁寧に歯磨きをしないと舌苔が蓄積しやすくなります。
水分不足
舌に亀裂がありませんか?
舌に地面のひび割れのような亀裂(線)がある場合、地面と同じく原因は水分不足です。水分不足ですと、口腔内の乾燥につながります。
食べカス
舌苔に含まれるたんぱく質が食べカスを分解し白くなる
舌苔には多くのたんぱく質が含まれていますが、磨き残しや食後何時間も歯磨きをしていないと、舌苔に含まれるたんぱく質が食べカスを分解しようとします。この分解する作用によって舌が白くなります。
加齢
唾液には自浄作用があり、舌や歯の表面の粘膜に付いた細菌や汚れを洗い流してくれますが、加齢により身体機能は衰えていくため、唾液の分泌量が減少し、比例して自浄作用も減少して口腔内の細菌が増えてしまいます。
緊張
体が緊張状態でいると、唾液が不足するため自浄作用が減少します。一時的な緊張はさほど問題ではありませんが、仕事やプライベートのストレスが原因で何日も連続して緊張状態である方に舌苔が多い傾向にあります。
風邪
風邪をひいていると、体の抵抗力が落ち、胃の動きも弱くなります。
疲労
疲労が溜まっていると、体は水分不足になりやすく、舌の表面にヒビ割れが発生しやすくなります。これにより、口腔内は乾燥し細菌が増えてしまいます。
睡眠不足
睡眠不足の場合、唾液の分泌量が低下します。
剥離上皮細胞
薬の副作用や歯磨きによって、口腔内の古くなった粘膜が剥がれ落ち、舌の上に蓄積したものが舌苔になることもあります。
白血球
先ほどの上皮細胞のほかにも、口腔内の白血球、微生物により舌苔が蓄積します。
シェーグレン症候群(SJS)
何かしらの自己免疫反応が生じることにより、全身の結合組織に炎症が起き、多臓器に障害が現れ、唾液腺を破壊してしまう膠原病(こうげんびょう)です 。 シェーグレン症候群は、口腔内の乾燥が起こりやすく、虫歯が非常にできやすくなるため、歯科医で診てもらう必要があります。 症状としては、疲れ目、目の異物感、充血などが上げられます。 舌の白さが治らない上に、これらの症状が出ている場合は、歯科医での受診をおすすめします。
柔らかい食べ物
硬い食べ物に比べ飲み込みやすく、噛む回数が無意識に減少しているので、唾液の分泌量が少なくなり、口腔内の乾燥につながります。
虫歯
虫歯によって細菌が増殖します。 ほかの細菌が原因で虫歯になり、その虫歯の細菌によって舌がさらに白くなるという悪循環に陥ります。
胃の調子
免疫力の低下で細菌が増える。 また、肝臓や内蔵が弱っている場合にも、免疫力の低下が考えられます。
多くの原因は、唾液の分泌量が少なくなることにより、口腔内の水分不足、乾燥によって、舌苔が増えるというわけですね。
ところであなたの舌は何色?
ここまで、舌の色が白くなっている。という前提でお話してきましたが、舌の色は人それぞれです。原因は上記に当てはまるものがほとんどですが、舌の色でも原因を特定しやすいということですので、いくつかご紹介しておきます。
黄色
体内が熱を帯びている可能性があります。胃の中に慢性的に食べ物が溜まっており、常に消化しようと活動しているため、体内が熱を帯びていると考えられます。
また、黄色い舌で考えられるのは喫煙です。タバコを吸うと血行が悪くなりますので、乾燥し細菌が増殖して舌が黄色くなります。
その他、コーヒーやカレーを食べると、着色によって黄色い舌になります。
黒色
主に考えられる原因は、抗生剤の副作用です。抗生剤の副作用の特長として、口腔内に様々な種類の黒色色素をもった細菌が発生します。 その他にも、糖尿病、肝障害が考えられます。 食べ物や喫煙によっても黒くなる場合もあります。
鮮やかなピンク色
紅舌といって、常に口腔内が熱をもっている状態で、食べ物を口にしても、すっぱい酸味がかった味覚になるようです。 正常な舌の色は、うっすら白色が表面にある状態ですので、間違って磨きすぎた人に起こりやすい問題です。
紫色
血液の流れが悪く、熱を作る力が弱くなって体が冷えている。 冷たい食べ物や飲み物、特に火を通さない果物や生野菜を多く摂取していると起こりやすくなります。 また、月経中は血液の流れが悪くなる部分もあるため、紫色になる人もいます。
白い舌のまま放置していると口臭・虫歯が発生しやすい!
舌の色でも、ある程度の原因は特定できましたが、ほとんどの方が白色の舌で悩まれていると思います。白い舌苔が多い状態を放置しているとどうなるのか?調べていくと恐ろしい病気にもなる可能性があるということでした。
口臭の一番の原因は舌の汚れ
唾液が少なくなると腐敗物が蓄積していきます。これが口臭の一番の原因です。 そのため、舌が白いということは、唾液の量が足りていない=口臭がひどくなる。
虫歯の発生
唾液には、虫歯の予防効果がありますので、舌が白い状態を放置していると、虫歯が発生しやすい!ということになります。
味覚の低下
舌が舌苔で覆われていると、味蕾細胞に刺激が届かないため、味覚が低下します。 高級レストランに連れて行ってもらっても、そんなにおいしいか?と思うのはこれが原因かもしれませんね。
大きな病気のサインかも?
舌の色が、体の状態を把握する一つの手段だとお分かりいただけたと思いますが、以下のような症状がある場合は、病気のサインかもしれません
甘酸っぱい臭いの口臭
舌の色がずっと白く、甘酸っぱい臭いの口臭がしている場合は、糖尿病の疑いがあります。 また、アンモニア臭や腐った卵のような臭いも、肝臓、腎臓に異常があるサインです。決して放ったらかしにしないでください。
舌がピリピリ、ヒリヒリする
舌の色は正常な白みがあるピンク色なのに、口の中のピリピリ感やヒリヒリ感がありませんか?このような症状がある場合、「舌痛症」が考えられます。 舌痛症は、見た目では判断できないため、周りの人に痛みは理解してもらえません。 また、症状がひどい方は仕事ができなくなるほど痛みがあります。 主な原因は、ストレスや緊張、不安な状態が続き、自律神経の乱れから引き起こされますが、もし、ピリピリ感、ヒリヒリ感があるようでしたら、症状がひどくなる前に受診した方が無難でしょう。
あなたの唾液ネバネバしていませんか?
少し話は逸れますが、唾液はサラサラしていますか?ネバネバしていますか?
唾液がネバネバな人は、ストレスや緊張でイライラしていると考えられます。
これまでにも紹介したように、唾液の分泌が低下するため、唾液中の水分量が減り、ネバネバとした唾液になります。
簡単に体の状態を知る方法として、覚えておいてください。
舌を綺麗なピンク色にする方法
さて、ここからが本題! 舌を綺麗にして、憧れていたピンク色の舌を手に入れる方法をご紹介します!
どれも、低コストでできる方法を集めましたので、実践しやすい方法から試してみてくださいね!
舌ブラシ
舌ブラシのポイント
一番大事なポイントは、優しく舌をブラッシングすることです。 舌ブラシを少し水で濡らし、舌の奥から手前にゆっくり。 一回一回、水で濡らすことも大切です。 舌ブラシに付着した汚れを、別の箇所にくっつけることになりますからね。
蜂蜜(はちみつ)
蜂蜜には、たんぱく質を分解する酵素「プロテアーゼ」が大量に含まれています。 最初に説明した、舌苔が増える要因でもある食べカスや剥がれ落ちた粘膜。これらはたんぱく質でできているため、舌苔が増殖し、舌が白くなっています。 蜂蜜を舌の上で転がすだけで、たんぱく質を分解して汚れを浮かせてくれますので、とても簡単な方法の一つです。
また、蜂蜜には「グルコン酸」という有機酸が含まれています。 このグルコン酸には殺菌作用があり、口腔内で増殖した細菌をやっつけてくれます。 さらに、善玉菌であるビフィズス菌を増やしてくれますので、腸内環境も整えてくれる優れものです。
パイナップル
パイナップルには「ブロメライン」というたんぱく質の分解酵素が含まれています。 パイナップルを口にしたとき、少しピリピリした感じがするのは、たんぱく質を分解してくれている証拠でもあります。 しかし、パイナップルには歯を溶かす酸も含まれており、パイナップルの後は歯磨きをした方がよいでしょう。
うがい
時間がない時にも簡単に取り組める方法として、うがいがあります。 水でうがいをするだけでも、何をしないよりかは細菌が流されていきますので、舌苔を少しでも増やさない方法としてオススメです。 できれば、食後はもちろん、ジュースやコーヒーを飲んだ後にもうがいをしてください。
乳酸菌を摂取する
口腔内も腸内と同じように、善玉菌、悪玉菌などの口内フローラが存在しています。 唾液の量が少なくなると、悪玉菌が増殖しますので、これらの細菌を乳酸菌で手っ取り早く除去していきましょう。
リラックスする、睡眠を十分にとる
毎日のストレスから唾液の分泌量が減少していますので、夜はリラックスできる環境を作り、十分な睡眠をとるように心がけ唾液の分泌量を正常に戻しましょう。
マウスジェルを使う
乾燥した口内を保湿するためのジェルです。 手軽に保湿することができるため、常に持っておきたいアイテムです。
その他にも気を付けておきたいポイント
暴飲暴食を控える
胃の消化機能が低下し、消化しきれない発酵された食べ物が悪臭ガスとして、口臭の原因となる
禁煙
禁煙によって舌苔が少なくなるため、先ほど紹介した味覚の低下が軽減されます。禁煙したらご飯がおいしくなった!という声が多いのは、これも一つの理由として考えられます。また、タバコに含まれるタールやニコチンが舌に蓄積して舌苔が付きやすくもなります。
唾液の分泌量を増やさないと元通りに!
舌を綺麗なピンク色にしても、唾液の分泌量が少なければ元通り・・・。ということは説明不要ですよね。
そこで、唾液の分泌量を増やす簡単な方法をご紹介します。 日常生活で取り組めることしかありませんよ!!
→よく噛む
→よく喋る
はい!以上です! お金をかけずに取り組めますよね!
喋る相手がいなくても、家で歌ったり、声を出して本を読んでみたり!
たったこれだけ!
ちなみに、お金をかけるとしたら、
→水をよく飲む
→ガムをよく噛む
ハイ!
終
まとめ
私は、典型的なストレスと睡眠不足によるものでした。
原因が分かるとケアしやすくなりますよね!
それと、調べてみて思ったことは、こんなに小さい舌が体の状態をしっかり伝えてくれていたなんて・・・と少し感動でした。
読んでくださった方にも、どれかしら当てはまる原因があったかと思います。
舌を綺麗にする方法を試したけど、ダメだったという場合は、他の原因、他の解決方法を試してみてください。
そういえば、私が中学生のころ、「エチケット」という舌を綺麗にすることに特化した歯磨き粉が流行りまして、思春期の私は毎日必死に舌を磨いていましたが、もっと勉強しておけばよかったなと。 あの時の私に教えてあげたいもんです。
小さいお子様をお持ちの方、歯ブラシでゴシゴシ舌を磨かせるのは昨日でおしまいにしましょうね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!